9月23日 人工衛星が地球に落下
2011.09.20 Tuesday 20:47

人工衛星が9/23前後に地球に落ちてくるというニュース
しかも人工衛星の破片が人にぶつかる確率は1/3200 とのこと。
もし万が一、人にぶつかった場合は「宇宙損害責任条約」によって
打ち上げ国(今回場合はnasa)が保証することになっているようです。
ちなみに宇宙空間に漂う宇宙ゴミ(スペースデブリ)は年々
増加傾向にあります。

資料: monthly number of objects in earth orbit by object type
→orbital debris | nasa
※線は上から、合計、破片、人工衛星、分離放出部品、ロケット上段機体。
※グラフの右(2007年以降)に急に、スペースデブリの数が増えていますが
これは中国による人工衛星爆破実験によるもの
また、過去にも人工衛星が燃え尽きずに破片が地上に
落下したことは何度かあります。
・1978年 旧ソ連の原子炉衛星「コスモス954号」がカナダに落下
・1979年 米国の宇宙ステーション「スカイラブ」がオーストラリアに落下
・2001年 ロシアの宇宙ステーション「ミール」の一部が南太平洋に落下
これまでに、落下してきた人工衛星の破片にあたって亡くなった人は
いないようですが、宇宙技術の推進と同時に、宇宙環境がこれ以上
悪化しないような努力を続けてほしいですね。
■参考サイト
→衛星部品26個・計五百キロ超…23日前後落下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
→宇宙損害責任条約|wikipedia
→orbital debris | nasa
しかも人工衛星の破片が人にぶつかる確率は1/3200 とのこと。
20年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の大気観測衛星「UARS」(重さ約5・6トン)が23日前後に大気圏に再突入し、その破片が地球上に落下する見通しであることがわかった。
破片の落下場所は特定できていないが、今のところ日本を含む北緯57度から南緯57度の広い範囲が対象となっている。NASAは、人口密度などをもとに計算し、破片が誰かにぶつかる確率は3200分の1と推計した。
NASAの発表によると、UARSは1991年にスペースシャトルで宇宙へと運ばれ、高度約580キロの軌道を周回していた。2005年に運用を停止後、徐々に高度が下がり、現在は、高度225〜250キロ。
NASAの試算によれば、機体の大部分は大気圏突入時に燃え尽きるものの、最大158キロ・グラムの構造物を含め、部品26個(計532キロ・グラム)が燃え残り、地球上へと落下する。
→衛星部品26個・計五百キロ超…23日前後落下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)破片の落下場所は特定できていないが、今のところ日本を含む北緯57度から南緯57度の広い範囲が対象となっている。NASAは、人口密度などをもとに計算し、破片が誰かにぶつかる確率は3200分の1と推計した。
NASAの発表によると、UARSは1991年にスペースシャトルで宇宙へと運ばれ、高度約580キロの軌道を周回していた。2005年に運用を停止後、徐々に高度が下がり、現在は、高度225〜250キロ。
NASAの試算によれば、機体の大部分は大気圏突入時に燃え尽きるものの、最大158キロ・グラムの構造物を含め、部品26個(計532キロ・グラム)が燃え残り、地球上へと落下する。
もし万が一、人にぶつかった場合は「宇宙損害責任条約」によって
打ち上げ国(今回場合はnasa)が保証することになっているようです。
、宇宙法を構成する5条約の1つ。打ち上げ国が宇宙物体によって何らかの損害を引き起こした場合、打ち上げ国は無限の無過失責任を負うことを定める。宇宙条約第6条・7条の規定を具体化したもの。
→宇宙損害責任条約|wikipediaちなみに宇宙空間に漂う宇宙ゴミ(スペースデブリ)は年々
増加傾向にあります。

資料: monthly number of objects in earth orbit by object type
→orbital debris | nasa
※線は上から、合計、破片、人工衛星、分離放出部品、ロケット上段機体。
※グラフの右(2007年以降)に急に、スペースデブリの数が増えていますが
これは中国による人工衛星爆破実験によるもの
また、過去にも人工衛星が燃え尽きずに破片が地上に
落下したことは何度かあります。
・1978年 旧ソ連の原子炉衛星「コスモス954号」がカナダに落下
・1979年 米国の宇宙ステーション「スカイラブ」がオーストラリアに落下
・2001年 ロシアの宇宙ステーション「ミール」の一部が南太平洋に落下
これまでに、落下してきた人工衛星の破片にあたって亡くなった人は
いないようですが、宇宙技術の推進と同時に、宇宙環境がこれ以上
悪化しないような努力を続けてほしいですね。
■参考サイト

→衛星部品26個・計五百キロ超…23日前後落下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
→宇宙損害責任条約|wikipedia
→orbital debris | nasa
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